世間は3連休だというのに、月曜日にフィリピン出張を控えつつ、それでも妻のバースデーに華を添えるべく、どこか都内に泊まりに行く計画を立てる。
結局選んだのは2005年開業のコンラッド東京(ヒルトン系)。
この手のラグジュアリー・ホテルの進出が最近目白押しだけど、果たして値段とサービスがバランス取れているのだろうか・・・と思いつつチェエクイン。
東京や大阪のヒルトンのサービスは日本のホテル並みだし、国外のコンラッドは申し分ない心地よさだったので、少し期待。
ポーターに荷物を運んでもらって、部屋に入った。今回はスイートにエクストラベッドを入れて宿泊。
部屋はさすがにスタイリッシュな「超モダン和風・オリエンタル風」な造り。
液晶大画面がリビングとベッドルームに2台設置。
さらにバスルームにも液晶TV。シャワーは日本であまりお目にかからない、天井からどばーっとでてくるタイプ。これは子供たちも大喜び!
内装・設備は申し分ない。この部屋でしばらく滞在するのは本当に心地いいと思う。
翌日はフレンチのダイニングでバフェの朝食。そしてランチタイムは家族を呼び寄せて、和食の「風花」にて個室を借りてバースデーパーティ。
部屋だけは本当に良かった。家族とゆっくり過ごすのに、文句ないない。
しかし・・・!
やっぱりどうしても目に付いてしまうことが多い。
まず地下駐車場からエレベータで地上まで向かって、さらに乗り換えて28階まで行って・・・これがわかりにくい!
なんとかフロントにたどり着いてみたものの、スタッフの中には所謂、「不思議ちゃん」が多く、一番ゲストが困る「間の空いた」受け答えしかできない。
噂には聞いていたけど、これほど洗練されていないとは・・・!
いったいどれだけ教育に時間とお金をかけているんだろうか。。。
それと全体的に感じたのは「うちはそれなりのホテルですからね」というオーラ。どのスタッフからも感じてしまう。なんていうか、ずいぶん勘違いされているようだ。
部屋とレストランがいいだけに、そのほかのバランスがまったく取れていなくて、ただ残念。
最後は地方客だけが流れ込む、なんとも切ない都会のホテルの末路が見えてしまうのでした。